2018年10月04日
研修旅行でした
ご無沙汰しておりましたが気がつけば季節は秋...早いものですね
先日、祭屋台保存技術協同組合の研修旅行に参加いたしました
(今年、修復の仕事をさせていただいた)射水市の新湊曳山祭り見学がてら北陸方面への一泊二日の旅でした
台風一過の曇り空(時々雨)の下、まずは高岡から
高岡御車山会館、訪れるのは意外にも初めてでしたが町並みにすんなりと溶け込んだ感の外観からはそこに大きな御車山が展示してあるとは想像できませんでした

その足で金屋町界隈へ
鋳物工房を見学しましたがやっぱり気になるのは仕事場

歴史を感じさせる仕事場ですが仕事の担い手が減ってしまって、という声を聞くとなんだか複雑な思いを抱きます
そしてメインイベントである射水市新湊へ
見所は何か所かあるのですが橋を渡ったところでL字の坂道を曳山が勢いよく曲がる、というここが一番の見どころのようです

今年修復したのは上山と呼ばれる上の勾欄辺りですがさすがに他の曳山より目立っておりました


で、夜は和倉♨へ
せっかくなので温泉街の風情を、と夜の街を散策したのですが平日だからか台風の影響かわかりませんが人気もなく、閉まっているお店も結構ございました
「有楽街」と名乗るだけあって楽しそうなエリアですが、、、

その中で、どこかで見たロゴ、に似た看板のお店を発見

翌日は金沢へ
金沢といえば茶屋街
一行は(観光化が著しい)東町茶屋街に向かいましたが僕はあえて主計町茶屋街へ
お土産物屋はありませんがここの風情が好きなのです


そして石川県立美術館で『漆の美』という企画展を(慰安旅行ではなく研修旅行ですからね)
凄い技術で彩られた漆の芸術品の数々に目が眩みそうでしたが実のところ目当てはもうひとつの展示コーナーにある鴨居玲の『教会』
フランシス・ベーコンの絵とは違う意味で怖い雰囲気の絵が多いのですが好きなのです
好きなのですがやっぱり怖い
怖い、というか芸術家の性とか狂気みたいなものを痛いほど感じさせるから、でしょうか
『教会』の絵も凄かったのですがやはり『1982年 私』というタイトルの絵は作者の死に直結するようなイメージ故か観ていると色々な想いが沸いてきます
(気になる方は所蔵作品なのでどこかで観にいってください)
で最後はお馴染み21世紀美術館
企画展(『起点としての80年代』)は面白かったのですが個人的にはこの美術館、あまり面白みを感じないというか何よりも落ち着かないんですよね
以前、行った際も「一回来ればいいか」って思ったほどでして、、、、
なので向かいの「石浦神社」へ行って水玉模様のお守りでも買ってこうかと思った、、、のですが何だか商魂たくましさを感じてやめました
ということで一泊二日の研修旅行はこれにてオシマイ
先日、祭屋台保存技術協同組合の研修旅行に参加いたしました
(今年、修復の仕事をさせていただいた)射水市の新湊曳山祭り見学がてら北陸方面への一泊二日の旅でした
台風一過の曇り空(時々雨)の下、まずは高岡から
高岡御車山会館、訪れるのは意外にも初めてでしたが町並みにすんなりと溶け込んだ感の外観からはそこに大きな御車山が展示してあるとは想像できませんでした

その足で金屋町界隈へ
鋳物工房を見学しましたがやっぱり気になるのは仕事場

歴史を感じさせる仕事場ですが仕事の担い手が減ってしまって、という声を聞くとなんだか複雑な思いを抱きます
そしてメインイベントである射水市新湊へ
見所は何か所かあるのですが橋を渡ったところでL字の坂道を曳山が勢いよく曲がる、というここが一番の見どころのようです

今年修復したのは上山と呼ばれる上の勾欄辺りですがさすがに他の曳山より目立っておりました


で、夜は和倉♨へ
せっかくなので温泉街の風情を、と夜の街を散策したのですが平日だからか台風の影響かわかりませんが人気もなく、閉まっているお店も結構ございました
「有楽街」と名乗るだけあって楽しそうなエリアですが、、、

その中で、どこかで見たロゴ、に似た看板のお店を発見

翌日は金沢へ
金沢といえば茶屋街
一行は(観光化が著しい)東町茶屋街に向かいましたが僕はあえて主計町茶屋街へ
お土産物屋はありませんがここの風情が好きなのです


そして石川県立美術館で『漆の美』という企画展を(慰安旅行ではなく研修旅行ですからね)
凄い技術で彩られた漆の芸術品の数々に目が眩みそうでしたが実のところ目当てはもうひとつの展示コーナーにある鴨居玲の『教会』
フランシス・ベーコンの絵とは違う意味で怖い雰囲気の絵が多いのですが好きなのです
好きなのですがやっぱり怖い
怖い、というか芸術家の性とか狂気みたいなものを痛いほど感じさせるから、でしょうか
『教会』の絵も凄かったのですがやはり『1982年 私』というタイトルの絵は作者の死に直結するようなイメージ故か観ていると色々な想いが沸いてきます
(気になる方は所蔵作品なのでどこかで観にいってください)
で最後はお馴染み21世紀美術館
企画展(『起点としての80年代』)は面白かったのですが個人的にはこの美術館、あまり面白みを感じないというか何よりも落ち着かないんですよね
以前、行った際も「一回来ればいいか」って思ったほどでして、、、、
なので向かいの「石浦神社」へ行って水玉模様のお守りでも買ってこうかと思った、、、のですが何だか商魂たくましさを感じてやめました
ということで一泊二日の研修旅行はこれにてオシマイ