2014年05月06日
GWは知立祭りにて(でも実は研修...)
GWがゴールデンな人もブルーな人もどちらでもない人も日本のカレンダー上ではいよいよ最後の休日ですね
穏やかな初夏の気候の下、いかがお過ごしでしょうか
さて僕はというとGWに差し掛かるのか真っ只中なのかよくわかりませんが、そんな先日
愛知県の知立市というところへ研修に行って参りました
研修、といっても“心の研修”ではございません、ご心配なきように
...心配してませんよね、失礼しました
前にも書き記したかもしれませぬが祭屋台保存技術協同組合の一員として(同時に、家業である錺職人として)『全国山・鉾・屋台保存連合会』という団体に所属しております
なんだかその長さだけでも凄い団体に思えますが要するに山(曳山、山車など)や鉾や祭り屋台(リンゴ飴とかそういうモノを売る屋台ではありません)の保存に携わる保存会の方々や職人の集まった団体なのです
...そのまんまの説明でしたね、はい
保存連合としては年に一度、そのうちの技術者会としても年に一度
所属しているうちの山や鉾などがある各地でほぼ町ぐるみで開催される一大イベントなのです

↑これは初日研修後の交流会でのスナップですが愛知県の大村知事が来場している様子。。。でそのスケール感がおわかりかと思いますが
僕はこうした会には去年の角館(技術者会でしたが)以来の参加ですが連合としての研修会は久しぶりでしたので300人超(!)という参加者には圧倒されるばかりでした
そんな研修会(講義)と交流会...はさておき(本当はさておいてはいけないのですが何しろ苦手なものでして...)
やはり「知立の祭り」がメインイベントでした
尾張仏壇の雰囲気にも似た、独特な雰囲気の絢爛豪華な屋台(山車?)が町内を練り歩きます

知立祭りの特色はやはり「担ぎ落とし」でしょうか
太鼓と笛と三味線を延々と奏でる囃子方の聴いているとドーパミンが湧き出てきそうなほど混沌とした呪術のようなお囃子の中、折り返し点(と表現すべきかわかりませんが)で担ぎ棒を担ぎ手の男衆がグイと持ち上げて文字通り「ドシン!」と屋台を落とすのです

↑この後、落ちます
夜祭はまた雰囲気が変わりますがそれでも「担ぎ落とし」の威勢の良さといったら、なかなかの迫力です

そしてもうひとつの見世物は「文楽」

写真では伝わりませんがまさに「静」と「動」ふたつを兼ね添えた祭り
それが「知立の祭り」の面白さ、じゃないかと思いました
(研修とお祭りの様子は同行した保存会のT氏の『たぬログ』と組合同志の新名さんの『新名鍛冶屋のブログ』でもっと詳しく紹介されてますので、よかったらそちらもご覧ください)
実は「知立」という町についてはまったく存知あげておりませんでしたが、名古屋近郊のベッドタウンという想像とは違って街のあちらこちらに風情の残る、歴史を感じさせるような町でした
やはり東海道の宿場町、だからなんでしょうかね

来年(の開催地)は桑名だそうです
最後にオマケです

算盤持った『サンスーマン』...だそうですがちょっと気の毒なことになってます
穏やかな初夏の気候の下、いかがお過ごしでしょうか
さて僕はというとGWに差し掛かるのか真っ只中なのかよくわかりませんが、そんな先日
愛知県の知立市というところへ研修に行って参りました
研修、といっても“心の研修”ではございません、ご心配なきように
...心配してませんよね、失礼しました
前にも書き記したかもしれませぬが祭屋台保存技術協同組合の一員として(同時に、家業である錺職人として)『全国山・鉾・屋台保存連合会』という団体に所属しております
なんだかその長さだけでも凄い団体に思えますが要するに山(曳山、山車など)や鉾や祭り屋台(リンゴ飴とかそういうモノを売る屋台ではありません)の保存に携わる保存会の方々や職人の集まった団体なのです
...そのまんまの説明でしたね、はい
保存連合としては年に一度、そのうちの技術者会としても年に一度
所属しているうちの山や鉾などがある各地でほぼ町ぐるみで開催される一大イベントなのです

↑これは初日研修後の交流会でのスナップですが愛知県の大村知事が来場している様子。。。でそのスケール感がおわかりかと思いますが
僕はこうした会には去年の角館(技術者会でしたが)以来の参加ですが連合としての研修会は久しぶりでしたので300人超(!)という参加者には圧倒されるばかりでした
そんな研修会(講義)と交流会...はさておき(本当はさておいてはいけないのですが何しろ苦手なものでして...)
やはり「知立の祭り」がメインイベントでした
尾張仏壇の雰囲気にも似た、独特な雰囲気の絢爛豪華な屋台(山車?)が町内を練り歩きます

知立祭りの特色はやはり「担ぎ落とし」でしょうか
太鼓と笛と三味線を延々と奏でる囃子方の聴いているとドーパミンが湧き出てきそうなほど混沌とした呪術のようなお囃子の中、折り返し点(と表現すべきかわかりませんが)で担ぎ棒を担ぎ手の男衆がグイと持ち上げて文字通り「ドシン!」と屋台を落とすのです

↑この後、落ちます
夜祭はまた雰囲気が変わりますがそれでも「担ぎ落とし」の威勢の良さといったら、なかなかの迫力です

そしてもうひとつの見世物は「文楽」

写真では伝わりませんがまさに「静」と「動」ふたつを兼ね添えた祭り
それが「知立の祭り」の面白さ、じゃないかと思いました
(研修とお祭りの様子は同行した保存会のT氏の『たぬログ』と組合同志の新名さんの『新名鍛冶屋のブログ』でもっと詳しく紹介されてますので、よかったらそちらもご覧ください)
実は「知立」という町についてはまったく存知あげておりませんでしたが、名古屋近郊のベッドタウンという想像とは違って街のあちらこちらに風情の残る、歴史を感じさせるような町でした
やはり東海道の宿場町、だからなんでしょうかね

来年(の開催地)は桑名だそうです
最後にオマケです

算盤持った『サンスーマン』...だそうですがちょっと気の毒なことになってます