2010年02月03日

ロケ地、越後谷

先の日曜のこと

飛騨高山美術館にて開催中の『東京国立近代美術館工芸館名品展』を観に行った

有り難く観るつもりはなかったがガラスと陶器や漆工芸の一流の作品ばかりで、さすがに時代を越えた技術とセンスには唸るしかなかった

そんな中に魯山人の器もあったがやはりどう見てもこの人のは他の工芸作家とは違う雰囲気がある
勿論、我々シロウトから見れば技術的にもそこそこ凄いんだろうけど、他の作家と比べるとなんとなく「感覚的」というか

当然ながら「技術」あってこその「センス」であり「感覚」が生きるのが「作品」

魯山人の器はそこに「人を惹きつけてやまない何か」が加わっているような気がする、のはやはり
良い意味で「生粋の職人」じゃなかったからこそ、なのかもしれない

そんな展覧会に
意外にも地元の人も多く観に来ており、若い人は少なかったものの小さなお子さん連れの家族もいたりして驚いた

時間があればたまにはこういうのを観るのもいい
何しろこの地でそういう企画が滅多にないからである

さて
せっかくなのでさらに足を延ばし‥というか実はこちらも予定通りだったが自品のプレゼンテーション用の写真を撮影しようと清見経由で越後谷へと向かう

が案の定、『冬期通行止』の非情な看板

仕方なくUターンする途中で「はな」の居る酒屋にてワイン他を購入

越後谷で一杯‥
というわけにはいかないが対向車が来たらアウトというような淋しい細い道を抜けて谷川にてこんな感じで撮影

ロケ地、越後谷




...やはり難しい

雪に反射してうまく撮れないし思うような絵にならず

やはりこういう時はセンスは勿論のこと、プロ的な撮影技術が必要なんだな、と痛感

「技術」と「センス」そして「感覚」のバランスというのは難しいものである

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Posted by フワです at 13:40│Comments(0)
 
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